ETC/DSRC RSU シミュレータ

ME8801



通信試験内容を限定することで低価格化を実現したETC用の簡易RSUシミュレータです。ETC車載器の生産ラインにおいて通信試験を行う際に使用します。
PIOによる外部制御機能を持っています。また、PN15段信号を出力することができますので受信感度試験に応用することが可能です。
送受信一体型(ME8801/A)をはじめ送受信分離型(ME8801/B)、さらに送受信分離+方向性結合(ME8801/C)の3タイプがあり、用途により選択することができます。
ME8801/A 送受信一体型
ME8801/B 送受信分離型
ME8801/C 送受信分離型+方向性結合器
 仕 様

【動作モード】
通常モード/テストモード
 1.通常モード 本器からFCMCを送信し、ETC車載器からACTCおよびWCNCが正しく戻ってくるか
否かをチェックする。
 2.テストモード PN 15 出力 (モードの設定にて出力の変更可能)
【インターフェース】
●PIOボードによる制御
 推奨I/Fカード“PIO-16/16TB(PCI)@コンテック製”
 ※上記以外のボードの使用をご希望の場合は、ご相談下さい。


●入力
1.内部メインボードへの電源供給 ・PIOコネクタの「+5V:I番ピン」に+5V入力、「GND:J番ピン」にGNDを接続
 することで、内部メインボードに電源が供給されます。
2.内部ME8800E電源供給ON/OFF ・PIOコネクタの「PWR ON/OFF:K番ピン」にHiを入力することで、内部ME8800E
 に対して電源電圧を供給します。
・PIOコネクタの「PWR ON/OFF:K番ピン」にLowを入力することで、内部ME8800E
 に対しての電源電圧の供給を停止します、
・通常モード及び試験モードは、「PWR ON/OFF:K番ピン」にHiを入力し、内部
 ME8800Eに電源電圧を供給しなければ動作しません。
・通常モードからテストモードに、テストモードから通常モードに切替えを行う際
 は、電源供給を一度OFFにしてから切替え設定をする必要があります
3.動作モード
(通常モード/テストモード)切換
※通常モード:ME8800Eでの通常試験  テストモード:技適や受信系試験モード
・PIOコネクタの「P-TEST:@番ピン」にHi-Low入力にて変更します。
 Low:通常モード Hi:テストモード
4.周波数(Aモード/Bモード)切換 ※Aモード:出力周波数 5.795GHz Bモード:出力周波数 5.805GHz
・PIOコネクタの「P-A/B:A番ピン」にHi-Low入力にて変更します。
 Low:Aモード Hi:Bモード
5.試験スタート ※通常モード設定時のみ
・PIOコネクタの「P-PSENS:E番ピン」を20ms以上Hiにし、Lowへの立ち下がりのタイミングでスタートします。
6.PN15出力 ※テストモード設定時のみ
・PIOコネクタの「P-FMODE 0:B番ピン」、「P-FMODE 1:C番ピン」、
 「P-FMODE 2:D番ピン」を下記のように設定してください。
 「P-FMODE 0:B番ピン→Hi 「P-FMODE 1:C番ピン」→Low 
 「P-FMODE 2:D番ピン」→Hi
・設定後に、PN15固定となります。
 (他のモード設定は出力信号モード設定表を参照してください。)

●出力
1.通常試験結果出力(PASS) ・通常試験実施後PASS時は、「PASS:F番ピン」がLow信号を出力します。
2.通常試験結果出力(FAIL) ・通常試験実施後FAIL時は、「FAIL:G番ピン」がLow信号を出力します。
3.キャリアセンス、機器異常出力(ABNORMAL) ・キャリアセンス、機器異常時は、「ABNORMAL:H番ピン」がLow信号を出力します。


【送信特性】
送信側搬送波周波数
5.795GHz、5.805GHz ±5PPm
送信パワー(dBm)
約0dBm@ME8801/A
スプリアス発射の強度
25μW以下
占有周波数帯幅
4.4MHz以下
隣接チャンネル漏洩電力
-30dBc以下@5±2.2MHz
-40dBc以下@10±2.2MHz
キャリアオフ漏洩電力
2.5μW以下
信号伝送速度
1024kbps ±100ppm
【受信特性】
受信機側搬送周波数
5.835GHz、5.845GHz
受信感度
-48dBm程度@Q-P検波
副次的に発する電波の強度
2.5μW以下
最大許容入力
-2dBmeirp
【通信特性】
変調方式
ASK変調
通信方式
半二重
通信形態
ポイントツーポイント(ETC車載器1台との通信)
SAM
なし

■ 外観イメージ及び説明

正面 ME8801A
ME8801B
ME8801C
側面

背面
ME8801A
ME8801B
ME8801C

共通
@ POWER 右に押すと電源オンとなり、左に押すと電源オフとなります。
A TRX/TX 通常モード時は通信用入出力端子、テストモード時はPN15信号等モード出力端子です。 
形状:SMA
B TX 通常モード時は送信用です。テストモード時はPN15信号を出力する端子です。 
形状:SMA
C RX 受信専用の入力端子です。 形状:SMA
D OUTPUT1 方向性結合器の出力端子1です。
E INPUT 内蔵方向性結合器の入力端子です。 形状:SMA
F OUTPUT2 方向性結合器の出力端子2です。
G LED/Pass 通信試験の合格結果および状態を示す緑色のLEDランプです。
H LED/Fail 通信試験の不合格結果および状態を示す赤色のLEDランプです。
I インターフェイス
コネクタ
パソコンに装着されたPIOボードと接続するI/Fコネクタです。
形状:D-Sub 25ピン
J AC LINE INPUT AC電源を電圧供給する為のコネクタです。付属の電源コードを接続します。

・配線図
- 信号名 PIOコネクタ
入力 P-TEST @番ピン
P-A/B A番ピン
P-FMODE0 B番ピン
P-FMODE1 C番ピン
P-FMODE2 D番ピン
P-PSENS E番ピン
PWR ON/OFF K番ピン
出力 PASS F番ピン
FAIL G番ピン
ABNOMAL H番ピン
電源 +5V I番ピン
GND J番ピン
                  ※ME8801背面P10コネクタに接続する
                   D-sub 25ピン コネクタの正面(コネクタ接続側)から見た
                   ピン配列です。

 

・設定表

- P-TEST P-A/B P-FMODE0 P-FMODE1 P-FMODE2
通常モード Low 0
テストモード Hi Low - - -
Aモード(5.795GHz) 0- Hi - - -
Bモード(5.805GHz) - - - - -
PN15 Hi - Hi Low Hi
無変調連続1(CW1) Hi - Low Hi Hi
無変調連続0(CW0) Hi - Low Hi Low
キャリアオフ Hi - Hi Hi Hi
連続受信 Hi - Low Low Hi
マンチェスタ(0,1,0,1連続) Hi -0 Hi Hi Low