ハンドオーバーテスタ MH3800 | 電子計測器・高周波関連機器のトータルソリューション|マイクロニクス

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ハンドオーバーテスタ MH3800

ハンドオーバーテスタ MH3800

ハンドオーバーテスタMH3800は、実機環境で手軽に無線通信機器の『ハンドオーバー(ハンドオフ)』評価や、距離減衰による『フォールバック(伝送速度の低下)』動作試験を行うことができるトータルシステムです。

ハンドオーバー(Hand Over,H/O)とは、移動局(例えば、携帯電話や無線LANの端末)と通信する基地局・アクセスポイントを移動中に切り替えることをいいます。セル方式を採用する移動体通信である携帯電話や無線LANでは、セル境界に端末が移動した場合や、その他の原因により、基地局・アクセスポイントからの電波が弱くなると、そのままでは通信ができなくなります。そのため、電波が弱くなるかまたは弱くなる前に、別のセルの電波が強い基地局・アクセスポイントに切り替えを行います。

無線通信の電波は、空間を通過する間にいろいろな変化を生じます。その変化に対して無線通信機器が正しく作動するか、あるいはどのような振舞いをするかを十分検討する必要があります。

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 ■想定される試験とメリット

①ハンドオーバー(ハンドオフ)評価

複数の基地局・アクセスポイントに対して、移動端末が近付く⇔遠ざかるときの電波の強弱を模擬でき、ハンドオーバーを発生させます。
減衰量シナリオは最大64チャンネル同期制御できます。

②フォールバック(伝送速度の低下)動作試験

セルに対する距離減衰量を連続的・無瞬断でシームレスに切り替えることができます。高速プログラマブルアッテネータMAT800/810は、電子式可変アッテネータであり、かつ最高切換速度が2μsと非常に高速で、シャドウイング等の過渡現象を模擬することができます。

③ロングラン(エージング)試験

同じシナリオでの繰り返し試験を自動化することで、試験効率・工数を改善することができます。昼夜における連続耐久試験も無人で行うことができます。

④汎用性・拡張性が高いシステム

 周波数範囲(300MHz~13.5GHz)内での使用であれば、通信規格を気にする必要はありません。設備の陳腐化が無く、汎用性・拡張性に優れています。
※周波数範囲はモデルにより異なる(MAT800A/B/C/D/E、MAT810の6モデル)

⑤簡便なシナリオ作成・制御

減衰量データ作成・制御ソフトウェアMAS801は、直感的な操作でシナリオ作成や制御ができます。また、シナリオ実行中の減衰量データをモニタすることができます。

実際のイメージ・シミュレーション

移動端末の通信が基地局Aから基地局Bへ遷移する電波の減衰過程をシミュレーションします。

MH3800では、通信環境を模擬するのみとなりますので、実際の通信品質評価(スループット測定やパケットキャプチャ)は、iperfやWiresharkなどの評価ソフトウェアが必要です。

 ■減衰量データ作成・制御ソフトウェア

■メイン画面-シナリオの読み出し・実行などを行います

MAS801メイン画面

■減衰量データ作成画面-時間・減衰量を設定し、シナリオを作成します。

MAS801減衰量データ作成画面

 ■ハンドオーバーテスタ MH3800とは...

ハンドオーバーテスタMH3800は、実機環境で手軽に無線通信機器の『ハンドオーバー(ハンドオフ)』評価や、距離減衰による『フォールバック(伝送速度の低下)』動作試験を行うことができるトータルシステムです。
当システムは、高速プログラマブルアッテネータMAT800/810と電波暗箱および減衰量データ作成・制御ソフトウェアを組み合わせたシステムで、電波のエアーでの変化をシミュレートするのに最適な構成です。
試験環境の定量化、ロングラン(エージング)試験、試験の自動化による検証工数の効率アップに繋がります。
試験系は標準8経路、最大64経路(MAT800/810を64台一括制御)まで組むことができます。

 ■高速プログラマブルアッテネータ MAT800/810とは...

電子式アッテネータであり、一般的な機械式アッテネータとは異なり、アッテネータ切替時のチャタリングやスパイクがありません。 瞬断の無い連続的(シームレス)な減衰効果を得ることができ、また細かな減衰量ステップの設定により、高精度な無線シミュレーションができます。

 ■電波暗箱(シールドボックス)とは...

周囲に飛び交う電波を遮断し、また電波暗箱内部で発射された電波を外に漏らしません。
邪魔な干渉波の無い安定した環境でOTA(Over-The-Air)性能試験を正しく行うことができます。

 ■製品ラインアップ

高速プログラマブルアッテネータ

型式 周波数範囲 最大減衰量 最大入力
MAT800A 1.5~4.5GHz 80dB 100mW
 (+20dBm)
  ※P1dB
MAT800B 3.0~9.0GHz
MAT800C 4.5~13.5GHz
MAT800D 1.95~5.85GHz
MAT800E 0.75~2.25GHz
MAT810 0.3~6.6GHz 60dB 25mW
 (+14dBm)
 ※P2dB

電波箱シールドボックス

  型式   外形寸法(W,H,D mm)   内部寸法(W,H,D mm) シールド性能 備考
MY1510 380×165×380 315×100×315 70dB typ@2.4GHz  
MY1515 465×214×465 400×150×400 70dB typ@2.4GHz 換気ファン付
MY1520 520×520×520 460×460×460 70dB typ@2.4GHz  
MY1520SW 520×520×520 460×460×460 70dB typ@2.4GHz シールド窓付
MY1525 460×570×582 340×340×400 90dB typ@2.4GHz 換気ファン付
MY1530 1120×705×620 1000×500×500 70dB typ@2.4GHz  

※仕様の詳細は別途お問い合わせください。

 ■システム構成例

無線LANの2経路(2つのアクセスポイントと1つのクライアント)におけるハンドオーバー

MH3800

 

 

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計測システムシステム
計測システムシステム シリーズ
GPS電波再送信システム

GPS電波再送信システム MN1600

屋外に設置された受信アンテナでGPS の電波を受信した後これを増幅し、屋内の送信アンテナで再度放射す る再送信システムです。

ハンドオーバーテスタ

ハンドオーバーテスタ MH3800

無線機器の『ハンドオーバー(ハンドオフ)』、『距離減衰(フォールバック動作)』試験を、実機環境下で手軽に行うことができるトータルシステムです。

MQ5300

リアルタイムIQデータレコーダーシステム MQ5300

シグナルアナライザ(MSA538/558)でキャプチャーしたIQデータをリアルタイム収録。最大60MHzスパンの測定、異なる周波数帯の同時測定、長時間収録に最適なシステムです。

MW4500

マルチウインドウ波形モニタ MW4500

MSA400/500シリーズのスペクトラムアナライザで捕えた信号波形を、大型ディスプレイに最大9チャネルで分割表示するシステムです。

スペクトラムアナライザー商品ラインアップ
主要製品ラインアップ
スペクトラムアナライザ

スペクトラムアナライザ

スペクトラムアナライザ:8モデル
シグナルアナライザ:5モデル
測定周波数範囲:最大8.5GHz
標準価格:398,000円より

電波暗箱/シールドボックス

電波暗箱/シールドボックス

電波暗箱:21モデル
シールドボックス:4モデル
ご要望により特注・カスマイズが可能です。
標準価格:159,000円より

EMC試験システム

EMC試験システム

放射エミッション(EMI)、伝導エミッション(EMI)、放射イミュニティ(EMS)試験のPrecomplianceテストを行えます。
システム標準価格:4,474,000円より

可変アッテネータ

プログラマブルアッテネータ:6モデル ステップアッテネータ:1モデル 切り換え時のスパイクが発生しません。
標準価格:298,000円より

信号発生器

信号発生器

標準信号発生器:現在開発中

ETC/DSRC試験システム

ETC/DSRC試験システム

生産用試験システム、ETC/DSRC車載器テスタ、DSRC通信ユニット、ETC/ITSスポット電界強度測定システム等、ETC/DSRCに関わる全ての機器をご提供します。

計測システム

計測システム

ハンドオーバーテスタ、リアルタイムIQデータレコーダーシステム、マルチウインドウ波形モニタ等、計測に関わる様々なシステムをご提供します。

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アンテナ、プローブ、ケーブルを始めとし、測定に不可欠なテスト・アクセサリをご提供します。

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