[生産完了品]DSRC ASK+QPSK OBE試験システム ME9000

生産用試験システム。OBE生産ラインおよび開発フューズで欠かすことのできない試験システム。

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特長

ASKとQPSKの両変調方式に対応

ARIB STD-T75のプロファイル9~12に対応

ARIB STD-T75とARIB TR-T16に準拠

特にASKとQPSK搭載車載器にとって、プロファイル11が実行できることが重要。

基本動作試験、動的動作試験および無線系試験が可能

無線系試験

無線系試験は、技術基準適合証明に係わる7項目の試験(信号送信速度は不可)の他、変調指数(ASK)、変調精度(QPSK)、受信感度およびアイ開口率測定(ASK)ができます。

PCソフトウェアMAS960

本システムを制御し、試験結果を表示するPCソフトウェアMAS960が用意されています。

システムのレベル校正と自己診断が可能

仕様

■対応できる試験項目

下表に示した試験項目①~⑦の中から任意の組み合わせでシステムを構築することができます。
例えば、初期開発フェーズにおいては①と②、車載器の生産ラインでは①~③および⑦というように組み合わせます。
試験はエアー接続と同軸接続のいずれでもできます。エアーでの試験は送信アンテナと受信アンテナ内蔵の電波暗箱ME8661Aが必要となります。
また全ての試験項目についてパソコンとPCソフトウェアMAS960が必要です。

試験項目内容
①基本動作試験プロトコル試験
  • 通信
  • ARIB TR-T16<2-1-1>~<2-1-22>を実行
プロファイル試験
  • 通信プロファイル9~12を実行
②動的動作試験
  • ARIB TR-T16<2-1-1>~<2-1-3>を実行
  • MAT800と平均電力計を使用
③無線系試験
(技適項目)
空中線電力
  • スペクトラムアナライザにて測定
  • 搬送周波数はスペクトラムアナライザの周波数カウンタ機能を使用
  • 信号送信速度の測定は不可
  • 校正はMAT800と平均電力計を使用
搬送波周波数
占有周波数帯幅
キャリアオフ時
漏洩電力
隣接チャンネル
漏洩電力
スプリアス発射強度
副次的に発する
電波強度
無線系試験
(技適項目以外)
④変調指数
  • ASKのみ
  • MMD850とデジタルオシロスコープを使用
⑤変調精度
  • QPSKのみ
  • 変調制度測定機能付スペクトラムアナライザを使用
⑥受信感度
  • ME9010からFCMCを送信し、正しくACTCを受信する最小送信レベルを測定
  • MAT800と平均電力計を使用
⑦アイ開効率
  • ASKのみ
  • MMD850とデジタルオシロスコープを使用

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