可変アッテネータとは

  • 移動体無線機器の評価に最適
  • マイクロ波帯電気信号の減衰量を切り換えることが可能
  • 各種試験・シミュレーションに対応

各種無線通信機器などのハンドオーバー試験、動的動作試験(ダイナミック試験)、受信感度試験等の通信シミュレーション、BS/CSデジタル放送において降雨減衰による受信障害対策のシミュレーションなどに最適です。

MATシリーズは全機種電子式のアッテネータです。 それ故、切換え時にチャタリングやスパイクのない理想的な環境で、各種試験・シミュレーションに対応することができます。

製品ラインアップ

高速プログラマブルアッテネータ MAT800シリーズ

最大減衰量80dB。超高速で減衰量を制御する事が出来る多機能な本格的プログラマブル機能。

高速プログラマブルアッテネータ MAT810

電子式で切替時のチャタリングやスパイクがなく、細かな減衰量ステップの設定により高精度な無線シミュレーションが可能。周波数範囲を16分割して補正し帯域内の周波数特性をフラットにします。

ステップアッテネータ MAT850

現在の減衰量を確認しながら、0.1dB単位で手動調節が可能。
簡単操作で小型軽量、縦・横置き、どちらでも使用可能。

ハンドオーバーテスタ MH3800

験環境の定量化、ロングラン(エージング)試験、試験の自動化による検証工数の効率アップに。

無線機器の『ハンドオーバー(ハンドオフ)』、『距離減衰(フォールバック動作)』試験を、実機環境下で手軽に行うことができるトータルシステム。

周波数ごとにモデルを用意

型番周波数範囲減衰量使用最大入力タイプ価格
最大最小ステップ
MAT800-A1.5~4.5GHz80dB0.05dB100mW
(1dBコンプレッション)
高速
プログラマブル
960,000円
MAT800-B3.0~9.0GHz980,000円
MAT800-C 4.5~12.5GHz990,000円
MAT800-D1.95~5.85GHz970,000円
MAT800-E750MHz~2.25GHz960,000円
MAT810300MHz~6.6GHz60dB25mW
(2dBコンプレッション)
680,000円
MAT850300MHz~6.1GHz0.1dBステップ368,000円

アプリケーション対応表

アプリケーションMAT800MAT810MAT850
ABCDE
■携帯電話1
(日/米)
W-CDMA   
HSDAPA   
HSPA+   
LTE   
■携帯電話2
(日/米)
cdma    
cdma2000   
■携帯電話3
(欧/亜)
GSM   
GPRS   
EDGE   
1xEV-D0   
■PHS
(日/亜)
    
■無線LAN2.4GHz帯
11/11b/11g/11n
   
5GHz帯
11a/11n
  
■UWB3.4~4.8GHz
@日本
    
7.25~10.25GHz
@日本
      
3.1~10.6GHz
@米国
      
■Bluetooth     
■ZigBee     
■固定・モバイルWiMAX2.5GHz帯   
3.5GHz帯  
5.8GHz帯  
■GPS
1.57542GHz
    
■RF-ID900MHz帯    
2.5GHz帯    
■ETC/DSRC     
■BS/CS
デジタル放送
アンテナ
受信周波数
11.72748~13GHz
      
コンバータ
中間周波数
1.04~2.03GHz
( 但し、出力VSWR 2.0以下 )
    

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